楯(エスカッチアン escutcheon)は紋章の一番重要な部分であり、もともとは戦場で個人を識別するために 用いられたものである。厳密な意味での「紋章」はこの楯を示し、他のもの(ヘルメット、楯持ち等)は アクセサリーでしかない。つまり楯だけでも紋章なのである。このような楯だけの紋章を便宜的に「小紋章」と 呼ぶことがある。ちなみに楯にヘルメット等を乗せたものを「中紋章」、そしてすべてのアクセサリーが 備わったものを「大紋章」と呼ぶ。
 盾の中の紋章を描くところをフィールド(field)と呼ぶ。この楯の形は「ヒーター・アイロン・タイプ (アイロン型)」で、紋章の形としてはポピュラーなものである。
 フィールドに描かれているものは以下の通りである。

エスカッチアン  フィールドを4分割している。  フェスポイント(フィールド中央)に金色の飾り紐とはめ輪を付けた銀色の 角ラッパを描いた赤色の地のインエスカッチアンを重ねたもの。地の色はルベドを示す。
 インエスカッチアンは一種の加増紋(augmentations)で、 所属しているサークル(なのかな?)の音楽部部員であることを表している。 同様に青色の鎖もHP作成部部長であることを表している。 詳しくはUckies' Home Page!!の紋章の項を見て下さい。

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