細線分割と幾何学的図形
 barryに 代表される細線分割図形とbarに 代表される幾何学的図形はよく似ているが、まったく違うものであるため、使用方法を間違えると 違反紋章になってしまう恐れがある。ここでは2つの図形を例に挙げてその違いについて 説明する。  図1は赤地と黒地のbarry。図2は赤地に黒の3本のbar。見かけはほとんど変わらない。
 barryは分割図形なので、基本的には2つの紋章をあわせたものである。よって図1は 原色(colours)と原色のような組み合わせも違反紋章とはならない。
 一方図2は赤地に黒の3本のbarを置いたものなので紋章の原則、原色(colours)の上に原色の 図形を置いてはいけないをやぶるため、違反紋章となる。
 ではこのふたつ、どこが違うのか。答えは分割されている(または分割されているように見える) 数が奇数偶数か というところが違うのだ。奇数の場合は bar(幾何学的図形)、偶数の場合はbarry(分割図形)と なる。この決まりはpalletとpaly、bendletとbendyなどの関係にも当てはまる。
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