キャサリン・ホイール Catherine-Wheel
Catherine-Wheel
 “キャサリン”とは3世紀後半のアレクサンドリアに生まれたキリスト教の聖女カタリナこのこと。 聖女カタリナは大変博識で当時一流の学者50人以上と知識を競い合い、すべて言い負かしたという。
 キリスト教嫌いの時の皇帝によってカタリナが処刑される時使用されたのが この“キャサリン・ホイール”である。 スパイク付きのこの車輪で八つ裂きにしようとしたのである。ところが処刑をはじめた途端、 この処刑道具は砕け散り、公開処刑の見物人を襲った。これによって何千人という人間が命を落とした という。この時の処刑は失敗に終わったが結局カタリナは斬首刑にされた。しかし血ではなく、 乳が吹き出でるという奇跡が起こった。



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