その10 すばらしきサンドアートの世界


ウミガメ保護・放流イベントの一環で、砂像作り
コンテストが行われた。

地元の高校や幼稚園チーム・一般参加者・
砂像のプロまでがその腕を競い合うのだ。

準備は苛酷な肉体労働…。

「砂を使って、いったいどんな物が作れるんだろう?」
と最初は思っていた。

でも砂像作りを実際にやってみたら、
スンゴイ面白かった!!

しかも、準備をちゃんとやれば
かなりの作品が作れるのだ。

これは素晴らしいアートだ。

その道のプロの作品前にて、お手伝い(のつもり)をする軍曹。



近くの砂はすぐになくなってしまうので、
まずは遠くの浜辺から砂を運ぶ作業から。

これがツライ!!

地面に水を撒いて、タイヤが埋まらないようにしている。


四角に囲った木枠に砂を入れる作業。
小石や木の根が入るとうまく砂像が作れないので、
ふるいにかけながら。

これも大変…。


運ぶ人、ふるう人など、交代交代でいろんな役割を担う。


砂に水をかけて固める。
とにかくドボドボといっぱいかける。
「これでもか!」ってくらいかける。


次に、キネのような道具でひたすら押し固める。
これまた重労働。

しかも良く見ていただきたいのだが、これは2段目。


翌日の早朝から、コテや細い棒を駆使して作品づくりが始まる。
やり直しはきかないので、みんな真剣。

これはモナリザの製作途中です。


手が空いたので、僕も挑戦してみる事にした。
モチーフはもちろん、大好きなドラえもん。

しかし急遽作った砂山では砂が固まらず、
やっぱり難しかった。

本当は等身大(129.3cm)のドラを作りたかったんだけど…。

これは、表面を環境に優しい特殊ボンドを噴射して
固めているところ。


手をつけて完成。
これでも3時間以上かかっています。

お仲間の子供、ダイキ君(小五)との共同作品。


こちらは、ちゃんと木枠から二日かけて作ったアンパンマン。
やっぱ上手だしキレイだ。

ドラえもんの経験からして、この頭の球面は
きっと相当難しかったと思う。


こちらは冒頭にもあった、プロの手によるライオン像。
…さすがだなあ。

秋田県八竜の砂像祭りでは、5mもの像を作るとのこと。
写真を見たらスゴかった!

お見せできないのが残念なので、
ぜひ八竜に見に行ってください。


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