軍曹探検隊が行く!!

その4 【 富士山を行く!! 】




2003年7月。
念願の富士山に登った。

小学4年生の時に家族で挑戦したときは残念ながら8合目でリタイヤ者
が出たので、18年ぶりのリベンジだ!





富士宮口5合目に車を停めて、午後1時登山開始。
楽しく喋っているうちに、アッと言う間に6合目着。

「これをあと4回繰り返せば山頂?チョロいね!」と
タカをくくっていた。


6合目を過ぎると草木も木陰もなくなる。
登っても登っても、石と砂の世界。

ただ眼下に時々見える河口湖と山中湖に励まされる。


友人が登った前日とは打って変わって、見事に晴れた。


日が照ったらTシャツ一枚になったり、
霧が出てきたらパーカーを着たり、
細かく温度調節をする。

気温は高くないが、日差し対策が必要なのは意外だった。


夏の雲が地表に濃い影を落とす。

雲の動きは驚くほど速い。


夕方5時頃、8合目着。

日が暮れると刻一刻と寒くなり、ついには持っている服を
全部着なければ外に出られないほどになった。

山小屋で1000円のカレーや600円のカップヌードルを
食べるのは貧乏バックパッカーの沽券に関わるので、
持参したEPIガスバーナーでお湯を沸かして自炊。

しかし気温・気圧ともに低く、当然ながらお湯が
なかなか沸騰しなかった。

それでも強引に作ったカップヌードル(カレー味・BIG)は、
それはそれは美味かったですよ。


19時には就寝。
ここは上下2層に分かれた寝床。

登山中たくさんの山小屋を見てきたが、
ここ『白雲荘』はとびきり綺麗な部類に入ると思う。

汚れ対策で薄いシュラフを持って来ようと思ったが、
全然気にせず眠れる。
重いので、やめて正解。

家族連れの子供が大騒ぎしていたが、朝早くて死ぬほど
眠かったので、全く構わずに耳栓をしてグッスリ。


午前1時、起床。
ご来光を見るための早起き。

身支度を整える。

気温は0℃以下なので、スキー用アンダーウェアにフリース、
マフラー、ホカロン、帽子などで完全防備。


真っ暗な中の登山だがヘッドランプは買わず、
愛用のマグライトを付けられるヘッドバンドで代用。

全く問題ないし、山小屋ではマグの方が使い勝手が良かった。


今回の登山隊、総勢13名での記念写真。

いよいよ、山頂を目指す。



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