ここ数年、夏になると福島県の桧原湖にカヌーを浮かべに行っている。 カナディアンカヌーは大きい上に高価でなかなか買う決断が出来ない ものだが、なんと僕はタダで手に入れた。 家族の知り合いの運送会社が、運搬中に落下させてしまったので 保険で弁償し、傷物となったカヌー2艘が不要となったのだ。 ウイスキー1本のお礼でそれをもらった僕は、1艘を仲間の若ボンに あげて、もう1艘は無理やり自宅の外階段下に置いているのだ。 今回は、キャンプで長年お世話になっているMさんが組み立て カヌーを買ったので「進水式をやろう!」ということになり、 埼玉県の彩湖にやって来た。 都内から30分でこんな湖があるって知ってました? |
まずはフレーム(骨組み)を並べる。 Mさん自身まだ一度しか組み立てた事がないらしく、 説明書と睨めっこしながら…。 |
ただの棒だったフレームも、だんだん船の形になってくる。 プラモ感覚で楽しいが、手順を間違えるとやり直しなので 「ここをこうするんだろ?」と思って見たまま適当にやると、 意外に時間がかかる。 |
完成したフレームに、袋状のカヌー本体をかぶせる。 バランスを見るMさん。 この後ググッと均一にテンションをかけて完成。 |
「進水式」ということで、シャンパンをあける。 ビンを持つのはMさんの愛娘、アヤカちゃん。 彩湖の彩と同じ字を持つのも何かの縁。 カヌーが気に入ってくれるといいな! (Mさんも家族を連れて行きやすくなるし…。) 僕の船には、こんな事してあげてないな〜。 今度、洗っていたわってあげよう。 |
最初の乗客としてご満悦のアヤカちゃん。 |
記念すべき初航海に漕ぎ出す。 「浸水式」で「初後悔」ではないので、念のため。 |
順調な滑り出し。 彩湖は荒川を堰き止めた湖なので、万一転覆しても 川幅は100m足らず。安心して遊べます。 カヌーの他には、ウインドサーフィンやラジコンヨットなどを している人がいました。 前日の天気予報が芳しくなかったので人が少なく快適! |
ご満悦のMさん。 空が広く、風はない。 あまりの気持ちよさにアヤカちゃんは眠気を…。 |
こちらが軍曹カヌー。僕らも漕ぎ出す。 今回はキャンプ仲間のT君、月山の隊長まりさんと。 二人乗りだけど、桧原湖では男4人で乗りました。 (さすがに横揺れで転覆しましたが…。) |
浮島にT君を上陸させ、こっそり離岸…。 「オール1本で何とか帰って来ーい!」 |
僕もMさんの船に乗せてもらいました。 安定性・直進性ともに非常に優れた船。 たためばバッグ一つになるので、宅急便で四国の役所に送って 四万十川を下る人も多い。 「いいなあ、欲しいなあ」とまりさんも大絶賛していました。 写真がないのが残念だけど、このあと七輪BBQと焼きそば、 公園アスレチックなどなどをして大満足の一日でした。 Mさんは自然の川デビューを希望。 がんばっててまた練習に来ましょうね!! |
ちなみにこれは桧原湖です。 緑の島は無人島。 |
毎年、真っ黒になるまでカヌー三昧です。 |